昔から「誰といても寂しい」という感覚があります。
子どもの頃、両親が共働きだったこともあり、一人で過ごすことも多かったです。
習い事で忙しく、同級生よりも他の学校の上級生と関わることも多かったので、
周りの同い年の友達とどう接したら良いのか分からない時期もありました。
大人になってからも、うまく自分の感情を伝えたりすることが苦手で、
「誰にも理解してもらえない」という感覚が強いままでした。
社会人になって、少しずつ自分の生き方が出来るようになってからは、
海外に行って気の合う友人が見つかったり、
KPOPアイドルのヲタ活を通して好きなものを共有できる優しい友人ができたり、
ひとりぼっちの感覚はかなり薄まりました。
それでも、「誰といても寂しい病」の症状が出ることがあります。
会社や友人、好きな人達の中でいても、
孤独で寂しい、ひとりぼっちの感覚が湧いてきます。

きっと誰も本当の私のことなんて分かってくれない。
どうせひとりぼっち。
きっとこの先も。
文字に書いてみると、どんだけネガティブなんだと笑ってしまいそうですが、
その「病」のときは、本当にそう思ってしまって、ネガティブが止まりません。
このときの解決策は、
- ひとりでその感情を思い切り味わって出し切る
- 誰かに素直に寂しいと伝える
まず、一人で出来ることは、ひたすらにその感情を味わい尽くすこと。
ネガティブな言葉を止めずに、できればノートに書きなぐります。
BGMも悲しいものにして、涙を流します。

ここ最近の私のネガティブ例(一部)
・みんな素敵なパートナーと出会っているのに、なんで私はいまだにひとりぼっちなんだろう。
・なんでみんなみたいに楽しくできないんだろう、何しても頑張って辛くなっちゃうんだろう。
・あんなこと言ってしまって、○○さんに絶対にバカにされた。みんなからもきっとバカにされてる。
・一人でいることが寂しいのに、誰かと話すことも辛い。
・休みたい。私だって理由なくもっともっと休みたい。何で私だけ頑張ってるの?
客観的にみれば、ツッコミどころが満載なこともあると頭では分かっていても、
あえてツッこまずにワガママ放題に出し尽くします。
そうなると、なんだか面倒くさくなってくるんです。
ネガティブに浸ることに飽きてきます。
そして、これが一番大事だと気づいたことは、素直になること。
私はひとりぼっち。
でも、「ひとりぼっちで寂しい」と伝えられる人って本当に0人でしょうか。
私の場合は、自分のプライドが許さなかったので、仲の良い友人にさえ弱さを出せませんでした。
ひとりぼっち=恥ずかしいと思っていたし、格好悪いことだと思っていました。
でも、同棲を解消してまた一人になったとき、
「またこの年でひとりぼっちになっちゃたーなんかダサい。。。」と素直にLINEしてみました。
そしたら、励ましの言葉よりも「話聞くよ、寂しかったら会おう」と言ってくれました。

マッチングアプリでうまくいかなかった日、
「またダメだ、一生一人かもしれない」と思った日、
ヲタ活友達とLINEしていて、それを素直に言ったところ、
推しの動画と「大丈夫」のメッセージが届きました。
意地を張っていただけで、本当は孤独じゃなかったんだと気づきました。
友人だけじゃない。
家族だったり、ときにはサポートしてくれる公共の団体かもしれない。
いつだって自分の変な意地を捨てれば、頼れる人はいるかもしれないと思うようになりました。
ひとりぼっちになっても、
本当のひとりぼっちにはならないから大丈夫。
きっとこの年で一人にならないと、
一生気付かなかったかもしれません。
少しずつやっとこさ素直になり始めています。
コメント