私がセラピストを辞めた理由~ちょこっと繊細さんのお仕事選び

繊細さん

4年間程、都内のリラクゼーションサロンでセラピストとして働いていました。

職場の人間関係も良く、

お客様から「ありがとう」と

言っていただける、

素敵なお仕事を辞めた理由をご紹介します。

シフト制で生活リズムがぐちゃぐちゃに

当初は、百貨店勤務だったので、

早番・遅番の2交代制。

遅番でも遅くとも21時にはあがれるという環境でした。

ただ、3年目に駅ビルの店舗へ異動すると、

開け番・早番・中番・遅番・閉め番となり、

閉め番だと、サロンを出るのが23時。

家が遠かったこともあり、24時過ぎの帰宅。

ただ、次の日が開け番であれば、7時起きで、

9時にはサロンの開け準備をしないといけない。

毎日異なる時間に起きたり、寝たり、、、

完全に生活リズムがぐちゃぐちゃになり、

眠れなくなっていき、

最終的にはストレスで胃腸炎に。

変化に弱い私は、

やりがいより、安定を求めるようになります。

お客様の反応が気になり過ぎる

ちょこっと繊細さんの性質を、

バリバリ発揮してしまうようになります。

「ありがとう」と言われても、

ちょっとしたお客様の表情が気になる。

お客様との会話の中で、

どう答えるのがベストなのか分からず、

上手く話せなくなる。

そんな不器用な自分に

毎日、落ち込む。

「気にすることないよ」

「全然大丈夫だったよ」

と先輩方には励まされるも、

自分の接客や技術が、

本当に大丈夫なのか、

不安。

もっと上手にならなくちゃと

頑張るのに、

自信のなさが施術に出る。

そして、また落ち込む。

「私には才能ないんだ」と

だんだん拗ねていきました。

突発的なことに対応できない

私が勤めていたサロンでは、

物販やギフトチケットの販売もしていました。

土日の忙しいとき、

予約が詰まっていて、

ささっとお会計をして、

お部屋にご案内して、、、

その流れだけならまだしも、

突然チケットを購入したい、

さらに、それをラッピングしてほしい。

そんなことを言われて、

滝汗かきながら

焦った思い出があります。

忙しいときに、

お客様のお着替えが遅くて、

次のお客様の時間が迫っている。

でも、フォローできるスタッフは

いない。

あれやって、

これやって、

頭の中でシュミレーション。

その中で、突然、

「すいません。

次ペアで入れますか?」

なんてお声掛けされて、

新規のご案内と、

お帰りになるお客様と、

次の予約のお客様と、

同時に対応しなくちゃならない。

もうパニックでした。

とにかく、予期できないことへの

対応がうまく出来ない。

焦ってしまった自分に

帰ってからまた落ち込む。

どんどん疲れていく、、、

なのに眠れない、、、

限界、、、

いつまでこの仕事できるのかな。

不安がどんどん大きくなります。

なんでみんな気付かないの?

予期できないことに、

焦ってしまう。

ならば、ある程度、

準備をしっかりしておこう!

そう思って、

予約がない時間、

オイルの補充や、

タオルのセッティングなど、

あれやこれやと、

準備をするようになります。

それなのに、

オイルを取りに行ったら、

「あれ?もうないじゃん、、、」

他のスタッフが使ったあと、

補充をしていない、

整理しておかないなど、

とにかく細かいことに、

そわそわ、

イライラするように。

整理整頓が苦手な店長が、

「おはなさん、細かい

と言われて、

怒りとともに、

悲しさもありました。

「私はただ良かれと思って、、、」

今思えば、独りよがりなのですが、

当時は、

「なんで分かってくれないの?」

「なんで私だけ」

という思いが強かったです。

こんなに頑張ってるのに、これだけ?

私の働いていたサロンは、

指名料がなく、

固定給の月給制。

お給料をあげるには、

店長になるか、

トレーナーになるかしかない。

でも、自分に

そんな役職できない。

どんなに日々頑張っても、

どちらかの選択肢を

選ばなければ、

一生バイト代程しか

稼げない。

ボーナスも、

お小遣い程度。

実家から出られないし、

安くても、好きなものを、

気兼ねなく買えない。

なのに、体調は悪くなるし、

自信もなくなる。

当時、30代の先輩が、

「この年になっても、

一人暮らしできないの。」

と言っていたのを聞いて、

「したいけど、できない。」

というのは、切ないと感じました。

このまま30代になっても、

この仕事でいいんだろうか、、、

やりがいのある仕事を捨ててみよう

「やりがいのある仕事をしている

イコール

素敵な大人」

そう思っていました。

そんな自分を

一回諦めてみる」

ということを、

試してみよう。

理想の自分を捨てる。

諦める。

かっこ悪い自分を

認める。

それは、

私にとって、

大きな挑戦でした。

最後に

セラピストの仕事が、

必ずしも繊細さんに

合わない訳ではないと

思います。

人の気持ちを

理解できるからこそ、

寄り添えるということも

あると思います。

それに、今でも、

セラピストの仕事は、

とてもやりがいがあり、

素敵な仕事だと思います。

指名のお客様に

「おはなさんに

施術してもらうと、

心まで元気になるわ。」

と言われたことが、

本当に嬉しかったです。

なにより、当時は、

私が私をわかっていなかった

ということに、挫折の理由が

ありました。

自分の性質を知った上で、

仕事を選ぶことが、

やりがいより大切な場合が

あると思います。

逆に言えば、

その人には

その人にしかできないことが、

絶対にあると

今でもあると思っています。


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